2025年09月17日
言語習得の目的の一つに、「海外ドラマを字幕なしで聞き取れる」というのがよく挙げられると思うんだけど、英語ネイティブでも聞き取れないことはあるらしい。
英会話中にカナダ人の講師がそう言っていた。
それと、YouTubeでNick兄さんが「Netflixは早くて聞き取れないことあるから字幕をつける。そういう人多い。」と言っていた。
その動画が面白くて、英語字幕なしの魅力、自由的なインプット(「多観」と大体同じ」)と集中的なインプット(これは「熟観」に近いけど、微妙に違う)の説明してくれてたからうれしかった。
その動画↓
Channel:CHADS Japan
Title:「英語リスニングには英語字幕をつけるかつけないかについて徹底的に解説します!!」
熟観の場合は単語、フレーズを学ぶことも含んでいるけど、それをせずに英語話者が話すリズムを繰り返しまね、そのリズムを体にしみこませたり、多観だと無意識にききのがしていた細かな音をしっかり聞くためにくり返し再生したり、スピード落としたりして聴いたりすることも含むから、「集中的なインプット」とは少し違うかな。
「海外のコンテンツ自分でも何を言ってるかわからないことあるから英語字幕つけるよ」
英語講師がこれを言っていた時、安心した。
ネイティブでも海外ドラマの英語は早いって感じるんだ。早いよねやっぱり。そうだと思ったよ。あんな早くて曖昧な英語、物理的に全部聞き取るの無理じゃないか?と思ってた。
(Nick兄さんも言ってたけど、海外ドラマよりYouTubeの動画の英語の方が断然聞き取りやすいんだよね。なんでだろ。感覚的にはドラマの方が聞き取りやすく作るもんだと思うけど。)
と言っても、英語ネイティブの方はもちろん全部聞き取れないわけじゃなくて、時々早くて聞き取れないことがあるってことだとは思う。
要するに何が言いたかったかというと、非ネイティブが言語習得で目標に掲げる「海外ドラマを字幕なしで理解できるようになる」っていうのは、「海外ドラマ、海外番組のターゲット言語を全て完璧に聞き取って何を言っているかを把握すること」ではないよねってこと。
だってネイティブで無理なんだもん。
これわかってないと、ネイティブでもできないことを目指して、一生そのレベルにたどり着けないことに落ち込んじゃうことになってたかもしれないからよかった。
多分、巷で言われている「海外ドラマ、海外コンテンツを字幕なしで理解できるようになる」っていうのは、「字幕なしでも7~8割程度どんな英語を言っているのか聞き取れる。そして話についていける。」っていうことなんだと思う。
(2025/10/22追記:7~8割じゃなくて8.5~9.5割くらいかな。10割はない。)
自分の場合は、今はドラマは観てなくてほぼ100%、holo ENから英語を吸収してるけど、同じことがいえると思う。
好きなVTuberが何を言ってるのか完璧に分からなくても、それでいいし、すべてを聞き取ろうとするのは目指すところじゃない。
そもそも、今の自分は英語をする上での目的を目指すのにフォーカスしてる感覚はそこまで強くなくて、ただ好きなようにホロメン(EN)と他のVTuberの配信を観てるだけだから、そもそも目的を達成できなくてめちゃくちゃ落ち込むみたいなことはないんじゃないかなーと思ったりもする。
たとえ完璧に彼らの英語を理解できなくても今既に好きな配信者の配信を観れている。楽しめている。つまり今すでに幸せ。
というか、今まで知らなかったことを好きな配信者のコンテンツを通して知れることが好奇心を刺激されてすごい楽しいので、そもそも完璧に理解できない方が幸せなのか?とも思ったりする。(哲学)
ただ、彼らの英語の理解力が上がれば彼らのことをより理解できる、今よりさらに楽しく配信を観れるとは思うから、それは追い求めていこ。


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