結局、気合や効率よりも「楽しむこと」を最優先に考えた英語の勉強が最強だった

英語備忘録

英語の勉強をする理由は人それぞれだが、今回は「いつかネイティブの英語を聞いとれるようになりたい」とか「いつか英語で楽しく会話したい」みたいな、特に期間を定めずに、
もしくは「一生かけて英語に取り組みたい」と思っている人が対象の話だ。

そういう目的を持っている場合は、努力量や効率よりも、「英語に触れる時間を楽しむこと」を最優先にした方がいい。

自分の体験談からそう結論付けた理由を話したい。

英語を習得するために最も重要なことは何か

英語を習得するために1番重要なこと。それは「継続すること」だ。

それも、言語の勉強なら一生継続することになる。

では、継続するために何が必要か。

一番簡単かつ、おそらく誰でもできるのが「楽しむこと」ことじゃないかと思う。

ここからは効率を求めた勉強でうまく継続できなかった昔話をする。

効果や効率を意識しすぎたら勉強時間が減った

英語をちゃんとやろうと思い始めた初期の頃、「英語を早く身につけたい。そのためにTOEICを受けよう。効率のいい勉強はどれだろう」とか、そんな感じのことを考えていた。

要は効率を優先的に考えていたってことだ。

「英単語はどうやって覚えるのが一番効率いいんだろう? ちょっと効率のいい方法調べてみよう。なるほど。一回覚えたら1日後に復習、その次の復習は3日後、その次は7日後にやると定着するのか」とか、リスニングで聴きとれなかったところを分析して、「どこが聴きとれなかったか、なぜ聴き取れなかったか」をメモして、聴きとりながら意味を把握するまで聴くとか、そういう感じの勉強をやってた。

気分が乗るときはこの方法でも1日数時間勉強できることはあったが、たいていの場合、30分とか、少ないときだと1日5分もいかないくらいで勉強を終わらせてしまうことがよくあった。

気分によって勉強時間にかなり波があった時期だ。

なぜ波がうまれたか。

効率を求める勉強がきつくてやりたくなかったからだ。

効率を求めると確かに時間対効果は高まるが、そういう勉強はきつかったりつまらなかったりすることが多い。

そして、大半の人間はつまらないことを長時間続けられるように設計されていない。

つまらなかったらすぐやめる。

それが普通だ。

いくら効率よく勉強してもつまらなくてすぐに辞めたら意味がない。

まして言語の勉強ならかなりの長期間、というか一生続く勉強なんだから、すぐに辞めたくなるような勉強法とは相性が悪いと思わざるを得ない。

受験期に面白くない勉強を1年継続できたのはなぜか

受験勉強であれば1日7時間以上の勉強をほぼ毎日できたという人もいるだろう。

自分も受験生時代は、面白くないと思いながらもそれくらいの時間の勉強ができた。

なんでだろう?

考えられる限りで3つの理由がある。

1つは、受験の期日があり、締め切りが明確であったから。

入試に失敗したら希望大学に行くことができないという強烈なプレッシャーと締め切り効果で焦りを感じ勉強せざるを得ない切羽詰まった状況であったことだ。

2つ目は、周りに同じ苦労を共にしている同級生がいたから。

苦労を共にする仲間がいれば、「自分だけがさぼるわけにはいかない!」「仲間がいるから苦労が和らぐ」という気持ちになる。

3つ目は、自習室が使えたから。

誘惑するものがたくさんあり、周りにだらしないところを見られる心配もない自分の部屋で、楽しくない勉強を何時間もすることは、本当にめちゃくちゃ難しい。凡人にはほぼ不可能だ。

でも、学生という身分では自習室がタダで使えるというパターンが結構ある。

学校だったり塾だったりのサービスの一環としてそういう部屋が準備されている。

そこなら、「周りの目もあるしだらだらできない。周りも勉強してるんだから自分も勉強しないと!」という意識になり、勉強が長時間できる。

受験生が勉強を長時間できる理由はこのあたりだろう。

でも、これはあくまで受験生の話だ。

入試日のような締め切りもなく、周りに一緒に英語を勉強する仲間もおらず、自習室が無料で使える環境もない一般人には長時間の勉強はかなり難しくなる。

楽しむことを最優先にすると、勉強時間が増えた

TOEICの勉強は2023年の3月の試験を最後にやめた。

この後からは楽しもうとする時間が増えた。でもまだ効率や効果を重視する癖が抜けていなくて、今ほどは勉強を楽しめていなかったと思う。

しかし、明らかに勉強時間は増えた。ほぼ安定して3~4時間のリスニング、プラスαの勉強ができるようになった。

そして、そこから数か月、いろいろな英語の勉強法を漁る中で、徐々に納得のいく形で自分が楽しめる勉強スタイルを模索してきた。

だから、楽しめるようになったのは割と最近の話だ。

そして、その効果を実感している。

そして気づいた。

楽しむことができるようになると、勝手に勉強時間は伸びる。

当然だ。

だって楽しいことは長い時間やりたいんだから。

脳が柔らかくなって、知識をどんどん吸収してくれる

楽しんでいると明らかに知識の吸収は早くなる。

「あの有名人のこのセリフかっけー!」とか、「あの子の○○の言い方超かわいいなぁ」とか、「このシーンの○○っていうセリフ怖すぎるだろ…」とか、楽しみながらいろいろな感情とセットで言葉を聴くとめちゃくちゃ脳に入ってくる。

そういう言葉は、何の感情も持たずひたすら単語帳の単語を覚えるときに出会った言葉よりも忘れにくい。

「効率」は「楽しむこと」の次に考える項目

勘違いしてほしくないから書いておくが、「効果や効率を考えてはいけない」とか「効果や効率は重要ではない」と言っているわけではない。

「効率を最優先に考えない方がいい」と言っている。

自分なりに楽しいと思える勉強が見つかったら、自分が楽しいと思える範囲で効率のいい勉強法を考えるのがいいと思う。

楽しむが1番、効率は2番だ。

または、楽しんでいる中で、気が向いたときに効果の高い勉強法や発音アクセントなどの基礎の勉強をすればいい。

効率を考えたくないなら考えなくてもいいが、英語に全く意識を向けずにただ耳から英語が入ってくるだけの聞き流しみたいな効果0の勉強はなるべく避けた方がいいとは思う。

(聞き流しも「英語コンテンツを検索する癖がつく」という意味では、英語の勉強において全く意味がないってわけではないと思うけどね。)

難しく考えず、好きな英語の本や動画をたくさん見る

気楽にゆったり英語のコンテンツを楽しむ。これが最強だ。継続したいならあまり難しいことをしようとしない方がいい。

気楽にできる方が継続しやすい。自分が楽しめる範囲の中で効率がいい方法があればそっちをやればいい。

よし、これから見たかった海外Vtuberの配信の続き見るか―。

今日の英語

588日目 今日の英語

□YouTubeゲーム配信アーカイブ 1.2h

見た配信↓

↑この配信は番外編的な感じだったから所々飛ばしながらで見てた。

この2つと昨日見た配信の続き。

□これまで見てきた動画のながら聴き 3.0h

マイクラ配信もいいけど、他のゲームの動画も見たくなってきた。どっちから見ようか迷う。

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